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サヌキノススメ第6回 その3『鳥坂まんじゅう、仁尾の植村屋と長兵衛うどん、善通寺の熊岡菓子店』

 

最初はこれほどではありませんでした。

ある時を境に、道中で食べることも大きな目的になっている『サヌキノススメ見学会』

9月もおいしい香川のたべものを、食べて、食べて、食べてきました!!

 

まずは三豊鳥坂インターチェンジを降りてすぐのところにある「鳥坂まんじゅう」さんへ。

 

 

オープン直後に行ったのですが、店の中には行列が。

 

 

カウンターの奥で作っているので、ちらっと製造現場をのぞけちゃいます。

もくもくと湯気があがっていて、蒸しあがったいい匂いが売り場まで届いてきます。

 

数を言うとカウンター内のスタッフさんが包んでくれますよ。

 

 

どどーん!

ホカホカでふわふわの鳥坂まんじゅうを車の中や、中橋造酢さんにうかがう前にいただきましたー。

できたてが一番おいしいとのことなので、オープン直後に行けてラッキーでした!

 

中橋造酢さんの見学が終わったあとは、歩いて仁尾の町を散策。

まずはお昼ごはん!!

 

 

お昼は「長兵衛うどん」さんでいただきました。

うどん屋さんでありながら、中華そばが人気という気になるお店。

 

 

団体であらかじめ予約を入れていたこともあって、奥の和室におじゃましました!

テレビあり。欄間あり。フランス人形(?)あり。現役の黒電話あり。

 

 

おばあちゃん家に帰ってきたような、妙〜に落ち着く空間で休まりました。

 

 

うどんも注文!

 

 

ハムものった中華そば!も注文。私は中華そばにしました。

中橋造酢さんや田井民芸さんとの打合せで訪れたときに食べていたので、これで2回目。

 

 

さっぱり加減とこってり具合がちょうど良くて、あっという間に完食!

この日も注文してから出てくるのがとても早かったのも嬉しかったです。

 

 

長兵衛うどんさんの厨房の様子です。

厨房すっごいんですよ!

まず、レンガと石で出来たかまどであたためているのは、だしや麺。

太い針金でとっくりを結んで、針金をかまどのふちにひっかけることで下に沈まないようにしています。

床も洗い場も石造りですし、備え付けの木の棚はいい味だしていますし、どこもかしこも面白くてキョロキョロしてしまいます。

ポイントカードも作ってもらったことですし、また仁尾に行かなくては!

 

 

腹ごなしに仁尾の町を散策です。

三豊市の観光協会さんが作っている町歩きのリーフレットを片手に行きます。

 

 

神社手前のお菓子屋「植村屋」さんでは、それぞれが好きなお菓子をお買いあげ。

洋菓子だと和三盆シュークリームやプリンなどがありました。

やさしい甘さのお団子を片手に、再び散策開始。いいデザートになりました!

お土産にした白あんのおまんじゅうも、はっさくの味がほのかにして面白かったです。

 

 

こちらは薬局の永徳屋さん。

創業したのは江戸時代で、ずっと同じ場所で薬屋さんをしているとのこと。

中の作りが時代劇などで見るお店のそれで、でもおなじみの栄養剤なども並んでいて、

そんなミスマッチさがとてもよかったです!

 

人形文化が根付いている仁尾には人形屋さんも残っています。

昔の豊かさがあらわれているのか、そこかしこにお寺や神社があるのも特徴でしょうか。

ここでは紹介しきれていない魅力ある建造物やお店を巡りに、ぜひ仁尾へ!

 

 

午後の見学先、田井民芸さんからおいとまして、車で善通寺へ。

善通寺にお参り・・・ではなく、善通寺の名物と言えば「堅パン」!

 

 

熊岡菓子店さんで取り扱っているのは堅パンだけじゃないんですよー!

ダントツ人気はコロコロした堅パンですが、角パンやへそまん、そばぼうろなど、

使い込まれたケースのなかにはお菓子がたくさん。

 

 

上が角パンで、下が堅パンです。

歯の丈夫さに自信がない私は、口のなかである程度やわらかくしてから噛みました。

角パンは一口大に割って食べるとガリガリ食べれました。

もっと買っておくんだったとあとで後悔。

 

 

途中、讃岐富士こと飯野山を見ながら高松へ帰りました。

こんなに真正面から讃岐富士を見たのは初めてだったので、帰り道でも興奮!

きれいな形ですね〜。

 

見学先さんもあわせて、西讃の魅力がとびきり詰まった1日になりました。

歴史あるものを活かしながら、今を生きるみなさんが工夫をしながらお店を続けていることは、

大変さもあるのでしょうが、きっと後々、大切になってくると思います。

香川には歴史ある建物も文化も食べ物も、たくさん残っていますよー!

 

日曜日はお休みのお店が多かったので、今度は別の日に仁尾に行きたいハスイでした。

さて、次は中橋造酢さんやお酢づくりについての詳細ブログです!

 

ハスイ

獅子の絵付け ワークショップ

讃岐の秋と言えば獅子舞!!

コンコンチキチ〜〜♬

コンチキチ〜〜♬〜〜♪〜♫

10月のワークショップは、

獅子の絵付けです!!

張子虎の田井民芸さんが作られている張子の獅子頭の絵付けを

今回は行いました!!

田井民芸さんと言えば、張子虎を思い出しますが

張子の獅子頭も作っております!!

まずは、眉毛を書いていきます!!

子供達は、大胆におもいっきり眉毛を描いています。

そして、眉毛を乾かしている間に型紙を使って

耳をカットして作っていきます。

細かくカット!!

耳の形を整えて、洗濯バサミで挟んで形を決めます!!

そして、目と耳と出来たら、次は目を描いていきます!!

どんな、目の大きさにするのが楽しみながら

悩んでいますね!!

獅子大好きなスタッフも悩んでおります!!

口を書き、耳をつけ鈴をつけ、少しずつ愛着の湧く

獅子が出来ていきます!!

楽しそうですね!!

髪の毛をつけて、好みの長さにカット!!

そして、最後に唐草模様の油単をつけます!!

可愛い顔の獅子たち!!面白いですね。

手のひらサイズがまた可愛いので

是非、縁起物として飾ってくださいね!!

ワークショップのご参加有り難うございました!!

 

12月のワークショップ

12月のワークショプの募集内容です。

皆さん、ご参加よろしくお願い致します。

 

詳しい詳細です。

講師 張子工房ウスイ 臼井 融さん(伝統工芸士)

12月20日 13:00〜15:30頃(張子乾燥後終了)

受付時間 12:40〜

材料費 1個500円

対象年齢 全年齢対象(小学校低学年以下は保護者同伴)

定員15名

※張子は数が限られている為、先着順になります。

ご予約の際に、希望の張子をお選び下さい。

※全て、定員制・ご予約制です。

お申込はこちらからです。 >>CLICK 

 

 

 

サヌキノススメ第6回 その2『田井民芸(張子虎)』

 

9月のサヌキノススメ見学会。

午後は中橋造酢さんと同じく三豊市にある『田井民芸』さんを見学させてもらいました!

 

 

仁尾から車で10分ちょっと。

田井民芸さんは三豊市高瀬にあります。

5月に高瀬茶業組合さんを見学して以来の高瀬!ひさしぶりです。

 

 

『張子虎(はりこどら、はりことら)』は香川県伝統的工芸品に指定されています。

田井民芸さんは明治初年(1868年)ごろに創業。

現在は5代目で香川県伝統工芸士の田井艶子さんと、

ご近所に住んでいるのが縁で作り続けて約28年!綾静子さんのお2人で、

助けあい、楽しみながら張子虎づくりをしています。

 

 

こちらが田井艶子さん。

商品がずらりと並んだ畳の部屋でまずはお話を聞きました。

 

張子虎は5月5日の端午の節句に『虎のように強く勇猛に育ってくれますように』と願いをこめて、男の子に贈られます。

その勇ましい姿と、手でさわるとユラユラとおもりで動く首振りが特徴です。

 

 

上の画像の左側にあるかわいらしい張子虎は「豆大」サイズ。

「豆大」より大きいとなると、顔つきや色付けも大きく変わります。

豆大も愛嬌があってかわいいですが、大きいものも迫力があっていいですね!

迫力があるのに足がまんまるなのもポイント高い!

 

 

現在、香川県で張子虎を作っているところは2軒。

こちらの「田井民芸」さんと、同じ三豊市の仁尾で営んでいる「三宅人形店」さんのみになりました。

 

香川県の伝統工芸品に指定されている「節句人形」の伝統工芸士さんも三豊にいらっしゃったり、

仁尾で『八朔人形まつり』がおこなわれたりと、人形に関する文化が盛んな三豊。

これらは三豊市仁尾の歴史にも大きく関わっているのですが、そちらはまた後日のブログで。

 

田井民芸さんの張子虎の作り方はこーんな感じです!

 

 

絵付けは日本画の顔料にニカワを混ぜたもので行います。

取り扱いは難しいのですが、独特の風合いと雰囲気が出るので これがベストとのこと。

 

以前の見学会で、高松張子を作っている張子工房ウスイさんにも伺いました。

同じ「張子」ですし、実際に作り方や材料も似ているのですが、決定的に違うことが2つ。

 

 

ひとつは張子作りに古紙も使っていること。

本の中を開くとひらがな無し!漢字ばかりが並んでいます。

古紙を取り扱う業者さんがいて、ここまで売りに来てくれるのだとか。

 

古紙はとても丈夫ですが現代ではなかなか手に入りません。

近所の書道教室からもらった書き損じの半紙も合わせながら、型に貼っていきます。

 

 

もうひとつは、型が木から作られていること。

 

 

左の黒いものが木型です。

頭、胴体、足、しっぽはそれぞれ別パーツ。

黒くなっているのは本来の木の色ではありません。

貼った和紙を木型から取り外しやすくするために木型に塗る油が、黒く残っています。

 

1本の木を彫って作っているので、パーツが別れていても重量はなかなかのもの!

田井民芸さんが作る張子虎のなかで最大サイズのものがコチラなのですが・・・。

 

 

なんと全長120センチ!

紙で出来ているのに40キロくらいまでなら耐えられ、子供が乗れちゃう大作!

しっぽだけでも木型が重いのなんの。胴体は田井さんと綾さん、2人がかりで運びます。

作るのも大変で、新聞紙を四切にしたサイズの紙を約600枚も貼り、紙を貼るのも乾かすのも何日もかかります。

 

あまりに大きいので展示用の商品かと思いきや、全盛期より減ったとはいえ家庭用に売れているそう!

どのペットより大きいですよね・・・すごい・・・。

 

 

こちらが別棟の作業場。

綾さんと2人きりで世間話も交えつつ、座って作業をしています。

艶子さんと綾さんは雰囲気が似ているので最初は姉妹か親戚かと思っていたのですが、とても気が合うんですね。

和気あいあいとしていて見学会もなごやか〜に進みました。

 

部屋の奥側に見えているのが獅子頭です。

 

 

張子虎を中心に、田井民芸さんでは獅子頭なども作っています。

虎と同じく型は1つずつしかないので、時間をかけて量産。

 

あまり知られていないのですが、香川県は獅子舞文化がとても盛んです。

サン・クラッケで行う10月10日からのサヌキノ工芸展で獅子も取り扱うので、たくさん商品を納品していただきました!

 

 

張子虎のことを知らないまま田井さんの家に艶子さんが嫁いできて、40数年。

平成4年ごろに5代目を受け継ぎました。

旦那さんは別の仕事をして家計を支え、艶子さんは田井民芸の伝統と技、家事の両立をしています。

 

1から10までの作業を手とり足取り教えてもらったわけではなく、

まずは自分なりに行ってみて、それを直されるという方法で技を習得していったそうです。体や目で覚えていったんですね。

 

 

伝統を守りながら、現代の生活や若い方に合わせて「張子虎ストラップ」も生み出しました。

イベントへの参加を頼まれれば場所が高松であろうが三豊から参加!

三豊の幼稚園、小学生、中学生へのワークショップも毎年行い、張子虎を知らない方に向けて積極的に伝承活動を行っています。

その優しさと心意気にサン・クラッケも何度助けられたか。

 

やさしくて勇ましい田井民芸さんの張子虎。お子さんや家庭を守ってくれそうなパワーを確かに感じます。

サン・クラッケまでぜひ見にきてくださいね!

 

田井民芸さんのホームページはコチラです〜。

 

次回の更新はお昼ごはんと仁尾の街歩き、寄り道についてになります。

ブログが遅れ気味です!がんばります!ハスイでしたー!

 

 

 

ハスイ

 

10日からの工芸展に向けて

毎月10日から始まる工芸展に向けて!!

来月は、サヌキノ祭りと題して 「讃岐のり染」と「讃岐獅子頭」の

工芸展フェアーをサン・クラッケの2階で開催いたします。

こちらは、讃岐のり染の「大川原染色本舗」さん。

毎年、ことらで油単を作られた獅子組の方達が踊りにきます。

という事で、獅子が大好きな、スタッフにっしーと一緒に

獅子舞を見に行って来ました。

曲打ちと太鼓の音!!

そして五穀豊穣をなどを願って奉納する、獅子舞。

迫力がありました。

写真は弓弦羽獅子保存会の皆様。

ご協力ありがとうございました。

讃岐の伝統技法で作られる、のり染と獅子頭。

今回もサン・クラッケならではの展示を致しますので

是非見に来てくださいね。

 

工芸品ハンター池添