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サヌキノススメ第1回 その2『入船醤油醸造場』

 

午後の見学先は、西宝町の香東川沿いの『入船醤油醸造場』さんです!

 

香川のお醤油といえば小豆島が有名ですが、市内にも醸造場はあります。

なかでも入船醤油さんは、高松の中心部から最も近く、

現在の社長さんで3代目という、戦後から創業した新しいお醤油屋さんでもあります。

 

 

そんな入船さんのお醤油の目印がこちら!覚えやすくて印象的なマークですねー。

 

 

お話してくださったのは3代目社長の入船勝彦さん。

入船醤油さんは、なんと!社長さんと奥さんの2人で全ての作業を行っています!

 

 

さらに入船さんの大きな特徴のひとつが、原材料処理から行っていることです。

 

大豆などの原料を加工するところから、瓶詰め、シール張りまで。

決して広くはない敷地のなかで、全ての工程ができるようになっています!

 

 

★お醤油のつくり方や入船醤油醸造場さんの歴史など、詳しくはコチラをご覧ください!

 

 

お醤油の作り方について分かりやすい説明を聞きながら、醸造場を回っていきます。

中は香ばしいお醤油の匂いでいっぱい!

 

 

こちらが原材料処理を行った大豆と小麦(さぬきの夢)を混ぜる機械。

混ざった大豆と小麦はベルトコンベアで通路をはさんだ隣の機械へと移されると同時に、

種麹が加えられていきます。

 

 

この製麹機のなかで、さらに混ぜられ、熱を加えられたものが・・・

 

 

 

こちら!!

『ちょうどいいタイミングで出来たから』と、塩水を仕込む前段階の麹(こうじ)を食べさせてもらいました。

 

 

 

処理の段階で蒸されている柔らかめの大豆は、麹菌が入っているためにちょっとだけ苦みがありました。

これが時間をかけてお醤油になるんですねー。

貴重なものを食べさせてもらいました!

 

そしてこの麹に塩(食塩水)を加えて仕込まれたのが、諸味(もろみ)です!

 

 

先月に仕込んだばかりの若〜い諸味!

色はお醤油にはまだ遠く、黄土色に近い色味でした。

 

ここからふた夏を超えると、こんな感じになるそうです。

 

 

表面は真っ黒。

中をかいてもらうと茶色が出てきました。

 

 

ズラリと並んだ木桶は壮観です!

一番奥に見えているのが先月仕込んだ諸味です。

 

順々に場所を移されながら熟成するまで、およそふた夏。

じっくりと時間をかけて勝彦さんが手をかけながら、お醤油らしい色に変わっていきます。

 

 

印象的だったのが、圧搾した諸味を入れる瓶です。

まるでお醤油の井戸!

少し覗かせてもらいましたが、色が黒いのもあって底が見えませんでした。

 

 

火入れをして殺菌をしたあとのお醤油です。

入船さんで全ての商品の基本になっている『純正醤油』のほか、主に業務用に卸している濃口しょうゆなど、

種類によってタンクが分かれていました。

 

 

ちなみに蛇口からお醤油が出ます。

うどんのだし汁ならぬ、お醤油の蛇口。ひねってみたいです。

 

 

このように瓶を立ててお醤油を入れていくそうです。

ラベルを張って、さらに包装をして、完成!!

 

 

サン・クラッケで売っている入船醤油さんの商品は2種類。

こいくちの『純正醤油』と、だし醤油の『味っ子』です!

 

 

これからのお醤油作りについて

『今ある設備のなかで自分たちがやれることをやるしかない』と勝彦さんはおっしゃっていました。

 

設備や規模は今のままながら、1から完成まで入舟さんご夫婦がつくりあげたお醤油。

ぜひご賞味ください!

 

奥の深いお醤油作りについて勉強中の蓮井でした!

さて、

続いては見学会の合間のお昼ご飯や、休憩で立ち寄らせてもらった場所について更新しまーす!

 

ハスイ

 

商品はサン・クラッケのオンラインショップで販売中です。
オンラインショップのページはコチラ!

 

サヌキノススメ第1回 その1『岩部保多織本舗』

 

毎月1回、サン・クラッケで取り扱っている食品、工芸品を作っている会社を見学させてもらい、

その内容をブログや動画などでアップし、

ラジオのコーナーを放送し、

より香川の県産品を身近に感じてもらおう!!!!!

というサン・クラッケの新企画『サヌキノススメ』!!!!!

 

4月12日土曜日、第1回目の見学会を行いました!

 

見学させてもらったのはサン・クラッケから徒歩約15分の距離にある『岩部保多織(ぼたおり)本舗』さんと、

サン・クラッケのある南新町商店街から車で10分ほどの『入船醤油醸造場』さん。

どちらも高松市の中心部にあります。

 

まずは岩部保多織本舗さんへ!

高松市美術館前から歩いて向かいます。

 

兵庫町商店街のアーケードから2本南の通りに、お店を構えています。

 

 

道路の角っこです。

ショーウィンドウがあるので分かりやすいと思います。

 

 

説明をしてくれたのは現在の社長さん、岩部卓雄(たかお)さん。

岩部保多織本舗 の4代目にあたります。

明治19年創業ですが、保多織の歴史はそれよりもずーっと昔、江戸時代までさかのぼります!

 

★保多織の歴史や岩部保多織本舗さんの歴史など、詳しくはコチラをご覧ください!

 

 

参加者の方々に見学会のしおりをパラパラと見てもらいつつ、お話を聞きました。

 

 

保多織のはじまりや、

元々は献上品として生み出された保多織が庶民の織物へと移り変わり、現代に至るまでの経緯。

保多織という名前の由来などなど。

私や参加者からの質問にも応えてもらいながら、見学会は進んでいきました。

 

 

実際に手で触れて、目で見て、保多織について教わります。

こちらの布は上部分が保多織。下部分が平織りになっています。

 

 

1、2、3回目まではきちっと平織り。

ですが保多織の重要なポイントになるのが4回目。

3回目までは下に織っていた糸を、上に織ることで、丈夫な織物になります。

糸と糸の間にできる「すき間」で通気性と吸水性も良くなります。

 

ということは・・・。

 

 

浴衣やベッドシーツなど、さらりと涼しくて洗濯をしても乾くのが早いものは

夏に重宝すること間違いなし。

冬は冬で、暖かい空気を糸の凸凹の中に閉じ込めるので冷たくないそうです。

 

万能すぎます、保多織!

 

お店の商品で種類が最も多かったのは!シャツなどの衣類!!

男性用、女性用どちらも揃えていて、襟のデザインも豊富。

 

デザインは作業をする人たちそれぞれで決めているそうで、

「全員がデザイナー」とおっしゃっていた卓雄さんの言葉が印象に残っています。

 

 

ちなみにシャツですが、首周りの調整も込みでやってくれます!

サン・クラッケにシャツは置いておりませんので、ぜひお店でご覧になってくださいねー!

 

 

お店においてある手動織機(しゅどうしょっき)で、実際に織ってもらいました!

 

かたん、かたんと織り機の音が響きます。

手で糸を通して、足で踏むのを繰り返しますが、糸が細いので目には見えない程度の進み具合。

地道な作業です。

 

 

お店とは別に林町に工場があり、現在、保多織は自動織機(じどうしょっき)で作られています。

 

手織りより作業が早いと思いきや、

季節や天候、糸の種類によって糸の張り具合が変わってきたり、

織機にもクセがあったりと、機械には機械の難しさがあるのだそうです。

 

 

みなさん目が釘付けです。

保多織の重要ポイントである4回目の糸を目でとらえようとしますが、

糸が細いのもあって、これがなかなかムズカしい。

 

 

まずは身近なところから、ハンカチを使ってみるのが個人的にオススメです!

乾きやすくて丈夫なのでこれから暑くなると特に重宝すると思います。

ハンカチ代わりに手ぬぐいもいいですね。

 

ワッフル状の表面なので針を通しやすい端切れで、オリジナルの小物を作るのも楽しいかと。

 

 

歴史も実用性もそなえた保多織。

名刺入れを愛用中のハスイでした!

 

★岩部保多織本舗さまのホームページはこちら 

 

『入船醤油醸造場』編へつづきまーす!

 

ハスイ

徳栄堂さんで「たんきり飴」づくりを体験!

 

仏生山の近くにあるお菓子屋・徳栄堂さんで「たんきり飴」を作ってきましたよ~!

 

「たんきり飴」とは、水あめ、大豆の粉、しょうが、ごまを混ぜたお菓子です。

飴ではありますが、口に入れるとすぐにやわらかくなるんです。

そんな独特の食感としょうがの味がクセになります!

 

法然寺(仏生山にある歴史あるお寺です)の8代上人の風邪を治すため、

タンの切れやすい飴を飴屋が作ったのが始まりだそう。

徳栄堂さんも創業140年以上の歴史あるお菓子屋さんなんですよー。

 

さて!!まず下準備。

使用するごまは買ってきたままではなく、さらに細かいものにしていきます。

それらの材料をを水あめなどが入ったお鍋に投入!!

かき混ぜます!!!そして少しのあいだ、煮詰めていきます。

「手で確かめてみないと煮詰まり具合がわからない」

とのことで、素手でチェック!!!!!!

銅のナベの温度は130°もあるとか……!!!!!!

飴は畳の敷物の上にのせて、細長~~くのばしていきます。

のばした飴は左側にある不思議な道具(球断機“キュウダンキ”といいます)の上にのせて……。

すべらせるように、

飴をなでるように、

上蓋を素早く前後に動かします!

すると一口サイズの真ん丸になったたんきり飴がコロコロと前に転がってくるのです!

 

この作業はカンタンなようで難しく、

スタッフもやってみましたが上手く切れなかったり、前の方に転がってくれなかったり。コツが必要でした。

次にアツアツの飴をつぶして平らにし、一定の大きさにしていきます。

あっという間にかたくなってしまうのでスピードが重要!

 

さてさて、サン・クラッケスタッフ、

熱さに苦戦して平らに伸ばせないまま、飴がかたくなってしまうことがしばしば。

ですが熱さにちょこっとだけ慣れてきたころ、ハート型にしたりポテトチップみたく薄くする遊び心がでてきました!

このように、たんきり飴作りは今でも手作業ばかり。

たんきり飴が割れやすいことから包装さえ機械では出来ず、ひとつひとつ手作業で行っています。

 

手を動かしながらのご夫婦のかけあいは朗らかで、お二人の仲の深さを物語っていました。

 

使い続けてチビた しゃもじで銅鍋を混ぜて、

熱伝導が良いため使っている銅鍋も長年、大切な道具のひとつ。

お菓子を作る道具にも、職人さんの想いがこめられています。

 

近くの小学校に出向いて毎年教室を開くなど、地元と強い繋がりを持つ徳栄堂さん。

たんきり飴のほかにもいろいろなお菓子が並んでいます。

店内にある奥さん手造りのPOPにもご注目!

どら焼きなどに押す焼き型も見せていただきましたー!

これでいつかサン・クラッケオリジナル商品が開発できれば……!いいなぁ。

 

徳栄堂さん、

たんきり飴作りにご主人と奥さんのお話、とても楽しかったです!ありがとうございました!!

 

 

ハスイ

 

GRAFH WORK STORE に行ってきました!! 

すっかり春ですね。

さて今回は高松市大工町にある「graph work store」に行ってきました

 

GRAFHのバックはヨットやハングライダーのセイルをリユースしています。

そのため、ひとつひとつ異なったデザインと独特の質感が楽しめます。by GRAFH

サン・クラッケで扱っている商品以外にもたくさんの商品が並んでます。

ブックカバーやスマホケースなど日常生活に溶け込むアイテムが充実!

是非一度大工町へ。

 

popマスター

 

にぶし銀に輝く鬼瓦 その2

工芸品ハンターの池添です。

この写真を見て、どこか分かったあなた!!

そう!!!!!!!!!

讃岐装飾瓦を作っている、神内さんの工房です。

工芸品ハンターのにっしーと、POPマスターの川上氏と

一緒に行ってきました!!

大きな鬼達がお出迎えをしてくれます!!

神内さんと色々、お話をお伺いしました。

土にも色々な性質があり、相性がある。自分には、

鬼瓦造りが合っていると言う神内さん。

中国より伝わって来た瓦。

ここで少し、瓦の優れている所を。

魔除けして古くから作られていたとされる『鬼瓦』

日本の建築には欠かせない瓦。歴史と共に残って来た瓦。

夏は涼しく、冬は暖かく、耐久性にすぐれていて40年から50年位

長持ちをします。

最近、あまり見なくなった、鬼瓦。

屋根に鬼瓦をつけるのは、家への愛情の現れです。

皆も、視点を変えて鬼瓦観察もいいかも

 

工芸品ハンター イケ