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サヌキノススメ第8回 その2『徳栄堂(たんきり飴)』

 

 

お昼ごはんの後は仏生山(ぶっしょうざん)へ〜!

創業から約142年の歴史あるお菓子屋「徳栄堂」さんが午後の見学先でした。

 

 

徳栄堂さんではおまんじゅうのほか、生クリームや果物が入った生どら焼きなども作っています。

パートさんも雇っていますが、

多くの作業を4代目の安生さんと奥さまの照代さんがこなしているので毎日が大忙し!

 

そんな徳栄堂さんの看板商品といえば、こちらの「たんきり飴」。

今回はたんきり飴、通称「たんきり」作り体験を含んだ見学をさせてもらいました。

 

 

「たんきり飴」とは、水飴と大豆の粉、しょうがとごまが材料の手づくりお菓子。

平たくて、おせんべいのようにパリっと割れますが、口に入れると溶けてやわらかーくなるんです。

その食感と、ごまの香ばしさと絶妙なしょうがの味わいが特徴です。

 

仏生山には法然寺という大きなお寺があります。高松藩主だった松平家の墓所が設けられている、高松松平家の菩薩寺です。

法然寺の8代上人の風邪を治すため、タンの切れやすいしょうが飴を飴屋が作ったのが「たんきり飴」の始まりだそう。

しょうがは体をあたためてくれますし、食べるとのどがスーッとしますもんね。

 

 

作り手さんからお話を聞きつつ、実際に作る体験をして、出来たても食べることができて、一石三鳥の今回!

(一般のみなさまも要予約でたんきり飴作りができますよ)

 

私達が参加できるのはたんきりの生地を成形するところから。

まずは材料が準備されていくのを見ながらお話を聞きます。

 

 

長年使っている打ち出し銅器の鍋で水飴を作り、細かくしたしょうがを入れたあと、

これまた細かくした「ごま」を投入!

グツグツ煮詰めていきます。

 

見学をした11月はまだしも、暖かい季節になるとこうして鍋で煮つめたり機械を使うことで室温が大変なことになるそうです。

冷房はクーラー一台。あるようで無いものと同じなのだとか。この時期に見学、体験できて良かったのかもしれません。

 

 

地元小学校では毎年、たんきり飴作り体験があります。

参加者のお子さんもその小学校の生徒さんなのですが、こんな間近にじっくり見るのは初めてとのことでした。

妹さんといっしょに煮えたぎるたんきり飴の素を、じっと観察しております。

 

甘い匂いも立ち込めてきましたよー!

お昼を食べたあとなのにお腹が空くのはなぜでしょう・・・。

 

 

生地の煮詰まり具合を安生さんがチェック!

130°もあるのに、なんと素手で触って感触を確かめていました!そのときの画像が無くて悔しい!すみません!

さすが20歳ごろからずっとお菓子を作り続けてきた手のひら。強靭すぎます。

 

チェックがOKだと、鍋からヘラですくって、机の上にひろげた大豆の粉の上へ。

 

 

鍋に入っていたときよりはいくらか温度が下がったとはいえ、まだまだすっごく熱いんですが、大豆の粉をつけながら丸い棒状にのばしていきます。

なぜこんな形にするかと言うとこの道具を使うからです。

 

 

球断機(きゅうだんき)〜〜!!

見た目も不思議なこの機械、といいますか道具。

上のフタを取り外して、波々になっているところへ伸ばした生地を設置します。

 

 

フタを生地に軽く押し付けるようにして、手前から自分の身体の方へと何度も素早く動かす!

すると生地がまあるく断ち切られてコロンと転がっていくのです。早技です!

簡単そうに見えて、力の入れ具合やフタを動かすスピードだとか難しいんです。一足早く、春先にさせていただいたたんきり飴作り体験済みの私は思います・・・。

 

 

丸くした生地はまだまた熱い!

大豆の粉をまぶして温度を下げつつ、成形していきます。

安生さんと〇〇さんはばっちり製品サイズに成形。だいたいひと鍋で1000枚くらい作れるそうです。

 

さて、たんきり飴作り体験はここからが真骨頂です!

 

 

参加者さんみんなで形づくりです!

想像以上の高温に「熱い熱い」と言っている間に生地が固くなってしまって、平たくしようにもなにもできなくなってしまいます。

大豆の粉ごしにさわると温度が下がるので、コツをつかむと皆さんせっせと成形、成形。

 

 

この体験の楽しいところは、ねんど遊びのように好きな形に作れること!

星形、ハートにお魚、ゆきだるま!棒状にするのも新しいですね。

 

あとは出来たての熱いうちに食べられることでしょうか。

まだやわらかいたんきり飴は製品よりも口どけが早く、作ったそばから食べられる幸せ・・・。

 

 

成形だけでなく、ほとんどの参加者さんが球断機にも挑戦しました!

球断機のフタは鉄で重いため、素早く上下に動かしたくてもスピードが出ず、

棒状の生地が断ち切れなかったりとなかなか難しいんです。

 

見学会に特別参加してくれたこの方もチャレンジ!

 

 

ガショガショガショ(金属がこすれる音)

 

 

じゃーん!!!!

見事な球が転がり出ました!!

挑戦者は大日本社員食堂の学さん。さすが、思い切りがすごく良い!!

 

 

粘土遊びを思い出して、皆さん夢中で作業をしていました。

 

材料をそろえて、生地を作り、成形をして。

たんきりは割れやすいため機械でのパック詰めは出来ず、1つ1つの袋詰めまで手作業になります。

 

体験の予約が入っていない日は1日の一番最後の作業として、たんきりを作るそうです。

仲が良くて息がぴったりな徳田さんご夫婦が会話をしながら、あるいは黙々と作業をして、あっという間に出来上がるたんきり飴。

あったかいなぁ、うらやましいなぁと心から思います。

 

 

最後は作業場を出て、お店でお買いもの!

写真を見ても分かるように、すし詰め状態の店内です。ぎゅうぎゅうです。

お家で待つご家族へのお土産、あるいは自分へのお土産に生どらを買ったり、カステラを買ったりする参加者さんたち。

 

私は買ったお菓子は帰りの車の中でいただいて、出来上がったたんきりは家族へのお土産にしました。

徳栄堂さんたいへんお忙しいところ、お時間をつくってくださってありがとうございました!

 

前回のたんきり飴作り体験のブログはコチラ

サン・クラッケのネットショップたんきり飴を販売中!ご購入希望の方はコチラ

安生さんがサン・クラッケのラジオコーナーにゲストに来てくれた回の視聴はコチラです

ぜひご覧くださいませ!

 

できたてのたんきりの中毒性に負け、おみやげ分よりその場で食べた数が多いであろうハスイでした!

次は今回の見学会でのお昼ごはん先と休憩先についてのブログです〜。

 

ハスイ