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張子虎 三宅人形店

もともとは張子虎は大阪からもたらされたものだそうです。

その昔、参勤交代があった時代に仁尾港は上方への海運の拠点となっていて、

その由縁により関西の張子技術が讃岐に伝わったとされます。

昭和40年代にはまだ、仁尾(三豊)〜関西の職人の行き来がありました。

その頃は10人程の職人さんがいたそうです。

 

しかし今では讃岐で張子虎の職人さんは2人だけ。

今回はその中のお一人、三宅人形店にお邪魔しました。

 

明治30年創業の三宅人形店。

100年以上の歴史があります。

 

少し仕事を見せて頂きました。

型(木製)に濡らした古書を貼っていきます。

大きいものを作る際は古書を20枚近く使うそうです。

 

和紙を塗る際の「のり」は小麦粉を溶かしたもの。

これが一番、具合が良いとの事。

 

そして軒先で乾かし、

 

特製の窯で乾燥させ、型から和紙を外します。

 

これは型を抜く前の状態。

完全に密着しています。

 

切れ込みを入れ、型から外した状態。

ここから先はタイミングが合わず拝見できませんでしたが、

この後ニカワを加えた胡粉(貝殻からできたもの、簡単に言えば白い絵の具)を塗り、

更に顔料を用い彩色を行っていきます。

 

三宅さんのこだわりは、材料も作業も手を抜かないこと。

それは、すくすく育つ子どもの為を願っての事だと教えて頂きました。

たしかに細部に至るまで、丁寧な仕上がりになっています。

7日(土)より店頭にて販売します。

やました