つまみ人形 キャラ紹介♪
ただいまサン・クラッケの2階では工芸展 高松張子・讃岐かがり手まり・高松嫁入人形・古式畳を開催中です!
その中から高松嫁入人形の流れを汲む小さな土人形、つまみ人形をご紹介♪
むかし、高松地方で嫁入の時に花嫁さんが近所の子どもたちに配っていた嫁入人形。
元は型抜きの土人形で作られていたものが時代とともに壊れにくい張子で作られるようになり、土製のものはほぼ姿を消しました。
現在作られている高松の土人形は、宮内フサさんが作られていたものを、お孫さんの永井節子さんが継がれて作られている小さなつまみ人形だけとなっています。
つまみ人形も張子も、嫁入人形として作られていたキャラクターは共通していて、たくさんの種類があったそうです。
高松張子の代表格、子どものお守りの奉公さんをはじめ、安産祈願のチン鯛さんやお嫁さんが根付く寝牛、おめでたい鯛持ち戎などなど、表情豊かなキャラクターたちをご紹介いたします♪
奉公さん
赤色は魔除けや病除けになると信じられており、 子どものお守りとして。
チン鯛さん
「イヌマイ、メデタイ」一度お嫁に行ったら帰らないという意味を込めて。 安産・多産を祈願。
寝牛
お嫁さんが根付くように。
鯛持戎
福の神が嫁ぎ先に訪れますように。
金袋童子
金運に恵まれますように。
玉取り龍
龍は財産や出世の象徴。玉はどんな願いもかなえる「大願成就」の宝玉。志度の「玉取り伝説」がモチーフ。
お多福
多くの福を呼ぶのでお多福。昔、ふくふくした女性は災除けになるとも言われていた。
蛇の目馬
蛇の目は真実を写し、災いをはらいます。赤い色は魔除け。馬は障害物をうまくよけて進むので、交通安全の意味もあります。
頭巾かぶり
米寿のお祝いの色でもある黄色の頭巾。長寿と健康を願っています。
俵馬
福やお米(金運)が入った俵を背負い、馬は厄を蹴飛ばします。
夫婦人形
寄り添い合って仲睦まじく夫婦円満。
獅子頭
無病息災、豊年豊作を祈願して舞われる獅子舞。赤は厄除けの意味もあります。