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張子虎 田井民芸

創業は明治初年、約150年の歴史がある田井民芸さんにお邪魔してきました。

現在は五代目にあたる艶子さんが物づくりをしています。

 

手に持っているのは一番大きいジャンボサイズの張子虎。

完成までに1ヶ月掛かるという代物。

 

木型に何枚もの古紙をはりつけ、乾燥させて木型を抜けば上の写真のような

状態になります。この古紙、実は新聞紙ではないのです。

艶子さんが持ているものは文政時代(1820年代)の家計簿。

 

昔の和紙は非常に質が良く、滑らかで丈夫。張子虎には無くてはならない材料の一つです。

屋根裏には買い込んだ古書がぎっしり。

 

、、、そして完成すればこんなお姿に。

雄々しいです。カッコいいです。お茶目です。

 

艶子さんの物作りへのこだわりは、昔ながらの材料&製法で

昔と変わらぬ絵付けをする事と教えて頂きました。

色付けひとつ取ってもアクリル絵具のほうが楽ですが、使うのは顔料です。

色の種類も豊富ではないので、自分で配合し作る必要があります。

また顔料だけでは、色が定着しない(はがれ落ちる)のでニカワ(接着剤のような役目)も必要。

本当に多くの工程と手間暇を掛け、一つの商品が出来上がっていきます。

 

おのずと使う側も愛着が沸き、大事にしたくなりますよね。

ジャンボサイズはございませんが店頭でも田井民芸さんの張子虎、販売しております!

是非ご来店下さい。

やました